漢方薬・生薬に関する専門的知識を修得し、能力と適性を備えた薬剤師であることを認定する制度です。
まず、公益財団法人 日本薬剤師研修センターと日本生薬学会が実施する研修*を受け、試問に合格する必要があります。その後、認定を希望する薬剤師には、本財団理事長及び日本生薬学会長名で「漢方薬・生薬認定薬剤師」として認定します。
更新(3年毎)のためには、漢方薬・生薬に関する研修に参加し、定められた単位を取得しなければなりません。
*「漢方薬・生薬研修会」として実施します。9回の研修会と1回の薬用植物園実習により成り立っています。
「漢方薬・生薬認定薬剤師」は、専門業務分野においてあるレベル以上の能力と適性を持っていることを試問等により確認し、その能力を証明された薬剤師を指します。
認定されたことにより、患者や医師をはじめとした医療従事者に自信を持って漢方薬・生薬に関する情報提供ができます。また、「漢方薬・生薬認定薬剤師」であることを、認定証掲示やIDカード着装により、患者や他の医療従事者にアピールすることもできます。